C大会Aブロック


それでは早速ネタをご覧ください!

1組目 ライジングブルー 漫才:アンパンマン




青:どうもよろしくお願いします! ライジングブルーですけどもー



昇:みんな子供のころ見てたアニメっていうのがいろいろあると思うんですけど、僕の場合はアンパンマンが好きだったんですよ。



青:アンパンマンね。 僕も見てましたけども。



昇:見てたでしょ? だから僕も好きなようにキャラを動かしたくて勝手に脚本作ってみたんですよ。



青:あら、アンパンマンの話作ってきたんだ。 じゃあ早速紹介してみたらいいじゃないですか。



昇:ありがとうございます。 だいたい最初は和やかな雰囲気で進んでいくんですよ。

  バタ子『ジャムおじさん、今日は何してるの?』

  ジャム『今日はさらにおいしいパンを作れるようにいろいろ試してるんだよ。』



青:あ、なるほどな。 確かに最初は平和な感じで進んでいくパターン。 これ定番ですな。



昇:ジャム『今作ってるのは新しいメロンパンさ。 外はカリカリ、中はどしどしの香ばしいメロンパンができるといいんだけど・・・。』



青:中はもちもちとかの方が良いんじゃないかな。 ジャムおじさん何か応募を受け付けてるんですか?



昇:そんでアンパンマンはその時パトロール行ってるんですけど、街の子供が困って泣いてるんですよ。「え〜んえ〜ん」とか言って。



青:あー確かに言ってるね。 そういう定番のシーンも必要だと思いますよ。



昇:カバ夫『うわ〜ん、嫁が実家に帰っちゃったよ〜!』



青:泣く理由が切ないな! もっと街の子供にふさわしい理由があんだろ!



昇:カバ夫『誰も料理してくれないからおなかがすいたよ・・・』



青:夫婦のいざこざの話やめろ! 子供になんてもん見せる気だよ! 普通の空腹で良いのに・・・。



昇:カバ夫『よし、こうなったら酒だ! マスター、酒を持ってきてくれ!』



青:ずいぶん主役出づらい場所いるんだな! 何だこのカバ夫@バーの設定は!



昇:カバ夫『ありがとうマスター・・・・ん、あんパン? マスター、俺こんなの頼んでないよ?』

  マスター『あちらのお客様からです・・・。』

  アンパンマン『・・・僕の頭を・・・食べてごらん・・・。』



青:すっとよこせ! ロマンチックに自分の頭部を振舞ってんじゃねぇよ!

  そこは直接話しかけて渡してあげないとらしさがないでしょうよ。



昇:カバ夫『うわーん、嫁がいなくなっておなかがすいたよ〜・・・』

  アンパンマン『どうしたんだいカバ「元」夫くん?』



青:離婚したからって元とか付けなくていいから! 呼ぶたびいちいち切なくなるだろ名前が!



昇:アンパンマン『僕のすねをかじってごらん!』



青:経済的な支援かよ! マネーの話出さなくていいの! こういうときは頭を食わせてやるんだよ!



昇:アンパンマン『僕のひざ頭を食べてごらん!』



青:どこの頭食わしてんだよ! 足近辺さっきから振舞いすぎだろ!

  なんなんださっきからこの場面!



昇:ここでシーンは変わって例の敵キャラの登場ですよ。



青:敵キャラね。 せめて今の茶番よりはちゃんとしてもらわないと・・・。



昇:「バイキンマン、僕のおやつ返してよー!」

  「街を汚すのはやめてバイキンマン!」

  「バイキンマンさんはこの事件どう考えてまっか?」



青:最後のやつミヤネ屋かなんかに出てんの?



昇:バイキンマン『は〜へひ〜ふへ〜ほは〜ほ〜!! 俺様の思い通りにしてやるのだ〜!』



青:「は〜ひふ〜へほ〜」だよ! 何で発声練習しながらいたずらするんだよ!



昇:アンパンマン『やめるんだ! バイキンマン!』



青:主役なんだから今度はちゃんと活躍してほしいですけど・・・。



昇:ジャム『やめないか二人とも!!』



青:??



昇:ジャム『アンパンだって元はと言えばイースト菌。お互い菌同士じゃないか! 何でその二人が争う必要があるんだ!

       君たちには菌としての誇りってもんがないのかい!?』

  アンパンマン『ジャムおじさん・・・俺、間違ってました・・・!』



青:やめだやめ何だこれ!! 中断だ! なに妙にもっともな意見持ってきて停戦させてんだよジャムのじじぃ!

  ちゃんと戦うシーン見せてくんないと成立しねぇだろうが!!



昇:わかりましたよもう・・・。 アンパンマンのピンチとかそういう場面用意してますから。



青:あるならそっちお願いしますよ。



昇:バイキンマン『これでもくらえ〜!』

  アンパンマン『ああっ、顔がぶれて力が出ない・・・』



青:顔どうなったんだよ! 打者の手元に来た変化球みたいな表現しやがって!



昇:バタ子『よし、写真撮るわよー はい、チーズ・・・あ、アンパンマンの顔が・・・ぶれてる・・・!!』



青:早速影響受けてんじゃねぇよ! 何だこの地味なピンチは! 普通に顔が汚れたり濡れたりで良いの!!



昇:アンパンマン『ああっ、顔が濡れて力が出ない・・・』



青:そうそう、そこでバタ子さんが出てくるんでしょうよ。



昇:バタ子『アンパンマン! 新しいカオスよ!!』



青:いらんいらんいらん!! 汚れた顔の代わりに混沌ってギャップ凄まじすぎるわ!



昇:バタ子『アンパンマン! あさましい顔よ!』



青:どんな顔だよ! ジャムに整形したもらってこい!



昇:バタ子『アンパンマン! 新しいかもよ!』



青:・・何がだよ!? 謎の新製品のタレコミいらねぇだろここで!

  違うでしょ、新しい顔を投げて元気100倍にするんだろ!



昇:そうは言ってももともと元気0だったのに100倍したところで元気は0のままだと思いますけどねぇ



青:いまさらヘリクツ言ってんじゃねーよ! 良いから新しい顔投げろ!



昇:バタ子『アンパンマン! 新しい顔よ!』

  アンパンマン『元気100・・・顔がぶれて力が出ない・・・」



青:・・バタ子変化球投げただろ! 肩力といい変化球といいピッチャーなれよもう!

  普通に新しい顔を渡せばいいんだよ!



昇:いや待てよ、なんか顔出てくるのが当然みたいになってるけど絶対出てくるとは言い切れないからね!?



青:何の逆ギレだよ!? アニメなんだからそこ顔出てくるの当たり前だろ!



昇:予想外の展開があった方が面白いだろ! パンを作る資金が足りず顔を作れないとかさ!



青:挟まなくていいんだよそういう事情とか! ジャムおじさんの面目丸つぶれじゃねぇか!



昇:そこで財政難のジャムおじさんメインで物語が動いていくわけですよ。

  バタ子『ジャムおじさんお願い、早く顔を作ってアンパンマンを助けてあげて・・・!!』

  ジャム『おい、銀行強盗だ! おとなしく手を挙げろ!』



青:工場長何やらかしてんだよ!! あっさりバタ子の無垢な祈りを踏みにじってくれたな!



昇:ジャム『ここにあるメロンパンにありったけの金を詰めろ! 外はカリカリだから中にどしどし入れろ!』



青:序盤の新商品使ってんのかよ! アホな計画性匂わせてんじゃねぇ!



昇:ジャム『これで借金は返せるが顔を作るだけの余裕がないな・・・こうなったら今度は人質を取って警察に身代金を要求するしか・・・』



青:ジャムおじさん、柔和な声でなんて台詞を・・・。



昇:ジャム『いいか警察、こっちには人質がいる! 解放してほしければ身代金を支払え!』

  人質『助けてください! まだ死にたくありません! 来月結婚する予定もあるんです・・・!』

  カバ夫『・・・カバ美!? 実家にいたんじゃ無かったのか!? しかも来月再婚だと・・・!?』



青:人質、カバ夫の元嫁だったのかよ! なんだこの複雑な展開は!

  だいたいジャムおじさんが銀行強盗のあげく立てこもるっておかしすぎるんだよ! パン屋らしさなくなりすぎだろ!



昇:ジャム『そうか、俺の本職はパン屋だった・・・。 おい、ありったけのイースト菌を用意しろ! これが要求だ!』



青:いやそういう問題じゃねぇよ! パン屋らしい要求しろっていう意味ではないんだよ!



昇:ジャム『おい、身代菌はまだか!? 身代金より身代菌の方が用意しづらいのか!?』



青:発音同じで混乱するわ! いいかげんにしろ。



両:どうもありがとうございました。


2組目 リーベルパウンド 漫才:発売日




氷谷:ふわぁ〜あ。



古城:おう、なんだ眠そうだな。



氷谷:発売日で。



古城:あぁ、お前の事だからゲームの発売日に徹夜で並んだからとかそういう事か。



氷谷:いや、ゲームじゃなくて新聞の。



古城:まさか新聞だったとはな!



氷谷:最近あんまり眠れてないんですよ。



古城:まぁ、ほぼ毎日発売してるからな!

   それは寝不足にもなるわ。



氷谷:キヨスクで買ってるんですけど。毎日長蛇の列が。



古城:新聞で並んではいないだろうけど。

   でも、忙しい時間帯だと混みあってる時はあるかもな。



氷谷:毎日岩舟駅に買いに行くんですけど。



古城:そこって無人駅じゃねえか!

   混みあうどころかそもそもキヨスクすらないだろうよ!



氷谷:混み過ぎて最後尾の80人は線路の上ですからね。



古城:軽く一線越えてんじゃねえよ!

   危ないから黄色い線の内側で待っとけ!



氷谷:まぁ、キヨスク自体も線路の上なんで先頭の方もなんですけど。



古城:キヨスクの設置場所ムゴ過ぎるだろ!



氷谷:毎日潰されては建て直しの日々ですよ。



古城:どんな精神力してんだよ!



氷谷:それだけ買う方も買ってもらう方も命懸けって事ですよ。



古城:そんな命懸けないでも普通に買えるからな!



氷谷:「新聞を買う事とは戦争をする事に等しい。」



古城:これ以上ない無益な争いだよ!不毛だよ。



氷谷:これは夕刊長官と呼ばれた仁藤功さん41歳の言葉です。



古城:肩書きややっこしいな!夕刊なのか朝刊なのか!



氷谷:「勇敢な朝刊戦士達の毎日は輝いている。」



古城:だからフレーズがややっこしいんだっての!



氷谷:これも仁藤功さんの言葉なんですけど。



古城:そしてその人は誰なんだよ!



氷谷:ともかく毎日ぎゅうぎゅうで人口密度が半端ないわけですよ。



古城:確かに線路はみ出るくらい並んでたらな。



氷谷:いや、人口密度高いな!ここは日本か!とか言っちゃうくらいの。



古城:日本なんだよ!新聞読んでる割にたとえヘッタクソだな!

   確かに日本の人口密度は結構高いけどな。



氷谷:あんまり並ぶんで整理券とか出るんですよ。



古城:そりゃあそれだけ並んでたらな。



氷谷:僕、実はあんまり新聞興味ないんですけど。整理券マニアなんで毎日行ってます。



古城:ここまで喋っておいて新聞興味ねぇの!?



氷谷:で、そこのキヨスクでは5部しか新聞売って無いんですけども。



古城:需要を考えろ!需要を!毎日長蛇の列出来てんだぞ!



氷谷:まぁ、5部売れれば向こうは採算がとれますからね。



古城:毎日建て直しとかしてんのに5部じゃとれる筈ねぇわ!

   絶対キヨスクにボッタくられてるだろ!



氷谷:でも、新聞のクオリティが高いですからね。



古城:クオリティ?



氷谷:一番最近買った新聞の内容は「仁藤功さんはプチ整形!?」っていう内容でした。



古城:週刊誌以下のレベルじゃねえか!知らないオッサンの情報どうでもいいわ!



氷谷:スポーツ欄には「仁藤功さんジョギング中に足をつる」の記事が。



古城:どうでもよすぎて反吐が出るわ!



氷谷:新聞の内容はこんな感じですけども。

   後、並ぶ時って結構疲れるじゃないですか。



古城:確かに長時間並ぶのはな。



氷谷:というわけで僕らで線路にサウナを設置したんですよ。



古城:なんでもかんでも線路に設置すんな!



氷谷:買った新聞で汗を拭くのが気持ちいいのなんのって。



古城:頑張って新聞買ってその用途!



氷谷:新聞は少しくっちゃくっちゃになりますけどね。



古城:そりゃそうだよ!汗なんて拭くから!



氷谷:で、くっちゃくっちゃに折れ曲がった新聞を見て「あ、折れ曲がったせいで仁藤さんの顔がニヤニヤ笑ってるように見える。」とか言うんですよね。



古城:あるあるがピンポイント過ぎるわ!

   そんなもん俺に同意を求めるな!



氷谷:キヨスク隣には風呂もあるんですけど。



古城:風呂まであるのかよ。



氷谷:隣なんで一番前の人たちが入るんですけどね。

   先頭集団が集団で銭湯!



古城:なんかやかましいわ!



氷谷:入浴中は、只今ニューヨークタイムズです。という看板をかけて。



古城:そこも新聞にかけてくんな!



氷谷:後、オシャレなカフェもありますよ。



古城:それもどうせ線路上だろ。



氷谷:そこはちゃんとホームの方にありますよ。



古城:それはちゃんとしたトコにあんのな。



氷谷:ホームのゴミ箱の中に入ってちょっと進んで行くとオシャレなカフェが。



古城:ゴミ箱経由しなきゃいけないオシャレなカフェってなんなんだよ!



氷谷:「ゴミ箱に入っていたコーンポタージュ」っていうのが人気で。



古城:なんてもん販売してんだよ!開き直りが酷過ぎる!



氷谷:量はあんまり無いんですけどコーンポタージュ底の粒粒を余さず食べるのが通な感じがして好きですね。



古城:何が通なんだよ!ただただ意地汚いだけじゃねえか!



氷谷:そんな感じで毎日買ってるわけで眠いんですよ。



古城:どんな感じだよ!まぁ、毎日朝刊を買いに行ってたら眠くもなるだろうけどな。



氷谷:いやいや、僕が買ってるのは夕刊なんですけども。



古城:朝刊じゃねえのかよ!いい加減にしろ!


3組目 アベレージ 漫才:アイドルをプロデュース




山川:はいど〜も、アベレージです!



村田:突然なんですけど俺、夢があるんですよ。



山川:何よ?



村田:女性アイドルをプロデュースしたいんですよ。



山川:無理だろ。どうせ金儲けがしたいとかそんな魂胆だろ?



村田:そんな軽い気持ちじゃないよ!俺はな、売れっ子愛$をプロデュースすることによって芸能界の発展をだな・・・



山川:欲が隠しきれてねぇぞ。



村田:とにかく!ちゃんとどうすれば売れるかちゃんと戦略もしてるんだよ。



山川:まあ、とりあえず聞いてみるわ。



村田:今時、アイドルも1つのキャラだけじゃ売れないと思うんだよ。



   そこで俺は考えた。1つのキャラに筋肉キャラを足せば売れると思うんだよ。



山川:どういうことだよ?筋肉キャラってアイドルに不適合すぎると思うけど。



村田:例えば、不思議系アイドルってよくいるだろ?



   『いちご姫わぁ、富山県からきたコリン♪』みたいな。



山川:富山県そんなコリン星みたいな扱いされてねぇよ!立派な県だわ!



村田:この不思議系に筋肉キャラを足してみると・・・



   『ニンニク姫わぁ、上腕二等筋星から来たニク〜♪』・・・売れそうだろ?



山川:売れねぇよ!嫌だよ語尾がニクのアイドルなんて!



村田:あと、ツンデレキャラも人気あるだろ。



   人前ではデレデレとした態度なのに、二人っきりだとツンツンしちゃうみたいな。



山川:逆だよ!それ嫌われてるだけじゃねぇか!



村田:そこに筋肉キャラを足すと、思わずオタクがボエ〜と叫んじゃう発言が聞けますよ。



山川:萌え〜とさせて!土管の上からの奇声は聞きたくない!



村田:『べ、別にアンタのために腹筋してるんじゃないからねッ!』



山川:どういう状況だよ!?



村田:あと、天然キャラに筋肉キャラを足したら可愛さが上昇しちゃうぞ〜。



  『はわわ!間違えて筋トレ後じゃなくて筋トレ前にプロテイン飲んじゃった〜!』



山川:プロテインを飲むタイミング気にするアイドル嫌だよ!



村田:このアイドル達でユニットを組めばバカ売れ間違いなし!



山川:バカウケ間違いなしだわ!



村田:ユニット名は「せきChu☆きりつきん♪」



山川:脊柱起立筋を可愛く表記しても無駄だぞ!



村田:このアイドル達と俺が司会の番組なんか企画したら大成功すると思うんだよ〜。



山川:よく夢が広がるね・・・



   迷惑メールで『女の子と会えるぞ!!』と本気で喜んでる奴ぐらい結果が見えてるのに・・・



村田:何だよさっきから否定ばっかしやがって。



   じゃあ、この場を借りて番組を進行するから見てくれよ。



山川:やってみろよ愚か者。



村田:こんばんは!司会の村田広明です!

   

   きょうも始まりました!アイドル番組「アイドルパラダイス」!



山川:大コケ臭がプンプンするタイトルだな!



村田:では早速、アイドル達を呼びましょう!セキリの皆〜!



山川:略し方!本当に売れさせる気あんのかこいつ!



村田:不・ツ・天『皆さんこんばんはっ!筋トレ前にクエン酸を取ると疲労が取れるよっ!せきChu☆きりつきん♪です!』



山川:自己紹介に筋トレの豆知識言うアイドル嫌だわ!



村田:今日も自己紹介が揃いましたね!いつものダブルバイセップスのポーズも決まって!



山川:それ上腕二頭筋を強調するボディビルダーのポーズじゃねぇか!



村田:では、早速最初のコーナーに行きましょう!



   不・ツ・天『愛情いっぱい♪マッスルクッキング〜!!』



山川:何だそのコーナー。



村田:このコーナーはですね、筋肉に良い料理をセキリのメンバーが紹介するコーナーです!



   不『本日の料理は鶏ささみのフライだニク〜!』



山川:蹴散らしたくなるなこいつの口調。



村田:天『わ〜!確かに鶏のささみは動物性たんぱく質が多く、細くて硬い筋肉をつくるならもってこいだもんね〜!』



山川:無邪気に言われても・・・



村田:天『ははわ!細くて硬い筋肉をつくるのは植物性たんぱく質で、動物性たんぱく質は大きな筋肉を作るのに最適だった〜!』



山川:だから萌えねぇよ!筋肉の予備知識備えてないから!



村田:不『では、用意する材料を言うニク〜。メモのご用意ニク!



     鶏ささみニク、片栗粉ニク、下味にじょうゆニク、酒ニク、すりおろしにんにくニク。』



山川:語尾のせいで全然わかんねぇ!肉だらけだ!



村田:ありがとうございました〜!では、次のコーナーです!



山川:作り方は!?本当に紹介だけか!



村田:次はおまちかねミュージックのコーナーです!セキリの皆、準備お願いします!



山川:ミュージック?歌の紹介とかか?



村田:さあ、準備が整ったようです!



   ・・・お〜と、3人でバク転の連続!そして、メンバーが次々と跳び箱を飛んでいく!



山川:マッスルミュージカルかよ!ある意味惹かれるけど!



村田:ちなみに、今流れている挿入歌は彼女達のデビュー曲「三角筋を鍛える乙女」



山川:乙女は三角筋を鍛えない!曲のメッセージ性が分からないよ!



村田:セキリの皆さんお疲れ様でした!



   天『今日は新ユニフォームだったので緊張しました♪』



山川:どんどん番組が進行していくな・・・



村田:確かにノースリーブで胸肉が協調されてセクシーですね〜。



山川:胸元って言え!ボディービルダー目線で言うな!



村田:ツ『べ、別にノースリーブで腕の血管を見せたいんじゃないんだからねッ!』



山川:見たくねぇよ!腕の血管がくっきり見えているってガチムチじゃねえか!



村田:では、最後はお知らせのコーナーです。



   不・ツ・天『はい!私たちのデビューシングル「三角筋を鍛える乙女/残虐なる愛撫」が本日発売です!』



山川:カップリング曲すげぇいかつい!!路線がぐっちゃぐちゃ!



村田:不『さらに私たちの着ボイスをプレゼントするニク!



     私達が筋トレしているときの声を録音しているだニク〜!』



山川:どこに需要があるんだそのボイス!



村田:天『息切れ声が凄く出ちゃって・・・何だか恥ずかしいですぅ・・・///』



山川:おっ、ちょっと聞きたいかも・・・。何か着エロみたいになってるけど・・・



村田:今回は特別に一部分聞かせたいと思いま〜す!不・ツ・天『ええ〜!』



   着『・・・はぁ・・・ふぅ・・・ふん!ふん!ふんっ!!ふぅぅぅんっっ!!!』



山川:興ざめだぁ!!本格的に筋トレしているだけか!



村田:着『べ、別にアンタのために腹筋してるんじゃないからねッ!』



山川:来たるべき状況が来たよ!でも相変わらず意味が分からない!



村田:お問い合わせは番組のホームページか、セキリのメンバーが入会しているニクシーに応募してください。



山川:ミクシーじゃなくて!?何だよニクシーって!



村田:じゃあ、今週の「アイドルパラダイス」はここまで!じゃあ、いつもの挨拶をお願いします!



   不・ツ・天『では来週を見てください!バイバイ〜!』(背中の広がりを強調するポーズをする)



山川:それラットスプレッドじゃねぇか!!何だよこの番組、ゴミ屑以下だよ!



村田:・・・あのさ、お前にどうしても言いたいことがある。



山川:あぁ?



村田:前田敦子の事を悪く言うなぁーーー!!



山川:いつの話だよ!?はっきり言ってフジテレビよりクソだぞこの番組!



村田:そうか・・・



   じゃあ、今度は特殊性癖キャラを足したアイドルを考えててな・・・



山川:却下!!いい加減にしろ!



2人:どうも、ありがとうございました。


4組目 WAOWAOPANIC コント:選ばれなかった理由 




竹森:・・・先生、どうして僕はメンバーに選ばれなかったのでしょうか。



   3年間必死に頑張ってきたのに。最後の試合ではベンチにすら入れないなんて・・・。



   この最後の試合のためにバスケットボールに賭けてきたんです!



   どうしてですか?教えてください!!



石川:・・・。



竹森:ハッキリと教えてください!納得がいきません!



石川:・・・。



竹森:僕はバスケが下手です。それは認めます。



   しかし、試合に出たときは自分らしさを出せたと思っています。悔いを残した試合は一度もありません!



   掴んだチャンスは無駄にしたくなかったからです。・・・それなのに・・・。



石川:3年間続けたことは素晴らしいと思うし、君を使ってやりたいとも思う。



竹森:ならどうして!?



石川:君のプレイスタイルには限界がある。



竹森:た・・・確かに僕は人と同じが嫌いです。自ら生み出したプレイスタイルに挑戦しているのは事実です。



   でも・・・この個性は磨けば化けるに違いありません!



石川:自らのプレイスタイルを確立することは素晴らしいことだが・・・。



   君のプレイスタイルは無理があるんだ。バスケに向いていない・・・。



竹森:・・・どういうことですか?



石川:まず。リュック背負いながら試合する人は見たことがない。



竹森:・・・気付いてたのですか!?



石川:当たり前だよ!試合出ると同時にリュック背負ってコートに入るってどういうことだよ?



竹森:ベンチに置いておくと盗まれるかなと。



石川:だからってコート内に私物を持ち込むなよ!



   だからお前は前半終わっただけで死にそうな顔になるんだよ!



竹森:盲点でした。



石川:真っ先に気付け!



竹森:・・・くそ、アディダスもここまでか。



石川:それにリュックの中には何を入れてるんだ?



竹森:水筒とお弁当とシートと・・・。



石川:ピクニックか!



竹森:いいえ、登山です。



石川:どっちだっていいよ!試合終わったら登山行くのかお前。



竹森:しっかり雨具も入れています。山の天気は不安定なので急に雨が



石川:リュック背負うの禁止な。



竹森:さすが先生だ。言葉のディフェンスがかたい!



石川:あと、後半になってからボール2つにするのも禁止。



竹森:・・・気付いてたのですか!?



石川:当たり前だよ!急に「2つ目のボール投下」って言うんだもん。ビックリだよ。



   体育のドッジボール感覚でバスケをしないでくれよ。



竹森:が、しかし!ボール2つあったほうが楽しい!



石川:別に作れ!そういうスポーツ作って同好会でワイワイしてろ!



竹森:その同好会の顧問になってくれますか?



石川:・・・。



竹森:なってくれるんですか!?



石川:雰囲気で悟れ。



竹森:ごめんなさい。



石川:あと、ゴールネットの下側を結んでボールが落ちて来ないようにするのも禁止。



竹森:・・・そ、そんな。



石川:シュート入るたびにいちいちボール取りに登らなきゃいけないじゃないか。



竹森:でもその役は毎回僕がやっています。



石川:お前は本当に何がしたいんだよ!?



   相手チームからの苦情で俺の心臓が悲鳴を上げているよ。



竹森:世も末だ・・・。



石川:あと、相手のユニフォームを脱がすのも禁止だから。



竹森:そんなルール聞いたことがない!



石川:作る必要ないと思ってるからだよ!



   ディフェンスやってるのかと思えば、相手のユニフォーム脱がしてるし。それこそ世も末じゃねぇか。



竹森:相手のユニフォームがかっこいいから。



石川:だからって奪おうとすんじゃねぇよ!そんなローカルルール聞いたことねぇよ!



竹森:・・・僕のプレイスタイルが否定されていく。



石川:あと、審判のホイッスル奪おうとするのも禁止。



竹森:そんな・・・。僕が思い描いていたバスケって何だったんだ・・・。



石川:ボールよりも審判追いかけるやつ初めて見たから!



竹森:しかし、あのホイッスルは欲しい!



石川:我慢しろよ!どうせ2日で埃まみれになるわ!



   ある程度のマナーってものがあるだろ?



竹森:以後気をつけましょうね。



石川:俺も誘うなよ!



   あと、ボールにメープルシロップ塗るのも禁止。



竹森:えぇ!?



石川:手べとべとするし、試合終わった翌日コートに虫沸いてんだから。



竹森:しかし糖分はスポーツする上では大事ですよ!



石川:だからってボールに塗りたくるなよ!



   お前はアレか?試合終わってからベトベトの手をなめて糖分を補給してるのか?



竹森:そんなわけないじゃないですか。汚いからやめたほうがいいですよ、先生。



石川:俺はやってねぇわ!もうダメ!禁止な!メープル禁止!



竹森:経済的にも無理してるのに・・・。



石川:それとコートに反り立つ壁を置くのも禁止!



竹森:サスケの醍醐味じゃないですか!



石川:サスケじゃないバスケバスケ!



竹森:・・・先生は僕のプレイスタイルの本質を見抜けていません!



石川:本質も糞もないだろ!じゃあその本質って何だ?言ってみろ!ほら、言えないだろ?



竹森:さすが先生だ。言葉の突破スピードが速い!



石川:とりあえず試合にはお前を使わない。以上だ。



竹森:そんなのすんなり認められませんよ!



   分かってください!空回りしているかもしれません。でも僕はバスケが大好きなんですよ!



石川:・・・。



竹森:僕は最後の最後まであいつらと一緒にそり立つ壁に挑みたいし、



   審判を取り囲んでホイッスルを奪いたいし、メープルの手で相手のユニフォームを汚したいんです!



石川:結局バスケする気ないじゃないか!もうやめちまえ!



竹森:でも先生、



石川:やめちまえやめちまえ!



竹森:あぁ!!・・・分かりましたよ!やめます。やめますよ!そのかわり一つお願いがあります。



石川:・・・なんだ?



竹森:同好会の顧問になってくれますか・・・?



石川:・・・・・・仕方ないな。いいだろう。



竹森:え?本当ですか・・・?



石川:嘘。



竹森:さすが先生だ。フェイクのキレが鋭い!


5組目 サンザンヒーローズ 漫才:ウェットに富んだ議論




B:潮吹きで世界は救えると思うんだ



A:…今温暖化だとか、水不足とかでパニクってるこの世界中でね、色々世界を救える方法とかが唱えられてるわけですよ。

  その中で最も残念な救える発言をしてきたよお前は



B:だから水不足の地域に、潮吹きを提供するんですよ



A:と言うと?



B:その放たれた潮を地域の人々が飲むことで水分と塩分を補給できる!まさに一石二鳥なわけですよ



A:まぁその…その潮を提供するのは?



B:もちろん世界潮吹き機構、SSKがお送りする選りすぐりの女性たちですよ



A:SSKブン投げるけどさ、その女性たちも潮をずーっと吹いてたらのどが渇くじゃん。

  その時はどうするの?



B:そりゃもちろん水を与えますよ



A:…その水はどうやって得るの?



B:SSKのスタッフを援助するための世界潮吹き機構援助部隊、SSKEがお送りする女性たちの潮吹きを与えますから大丈夫



A:これは間違いなくループしそうな展開になりそうだからそれ以後聞くのやめとくけどもさ



B:あれ?SKKEの女性がのど渇いたときの対処法を聞かなくていいのかい?



A:いや、どうせまたSKKEを援助する女性の潮吹きを飲むんだろ?



B:いや、地域の人に水を買ってきてもらいます



A:まさかパシるというルートが発生するとは思わなかったよ。てか水が買えないほど不足してるからSSKとか送られてきたんじゃないのかな



B:じゃああらかじめ持ってきておいたミネラルウォーターでのどを潤すよ



A:そのミネラルウォーターを与えてやった方が賢明だと思うんだよね。地域の人も女性の性器から飲みたい人なんて居ないだろうしさ



B:まぁそんなSSKなわけですが、いかんせん人不足に陥ると思うんですよ



A:陥るというか、陥って当然だと思うけどね



B:だが心配には及びません。ある一人の男がSKKの数百人分の労力をカバーしてくれますよ



A:男が?



B:そう!潮吹き界のカリスマ、加藤鷹の出番ですよ!



A:やっぱでてきたなゴールドフィンガー



B:もう彼だけでね、アフリカ全体は任せられますよ



A:彼にも限界というものがあると思うんだよね



B:実はあまり知られていないですけどね、彼はどんなものに対しても潮を吹かせることが可能なんです!



A:何て人に自慢したくない能力



B:例えば中東の油田ってありますよね



A:うん



B:あれはどうやって油田が湧き出たと思う?



A:いや、それは機械で地中深くまで掘ったから…



B:実は!あれは加藤鷹のおかげで湧いてるんです!



A:多分、というか確信だけどね、もうここまでスクロールして読んでるの0人だと思いますよ

  僕も早く家帰って相方のわら人形を打ちつけたいんですけどね



B:そもそも、人はどうやって潮を吹くのか。それはGスポットという云わば一つのツボを刺激することによって成り立つものなんです



A:北斗の拳の死兆星みたいなこと言い出したぞこいつ



B:そのツボと言うのはね、この世の全てのものに備わっているのです!!



A:Gスポットがすべてのものに付いていると?



B:その通り!つまり加藤鷹は油田の地表にあるGスポットをそのゴールドフィンガーで突いたことにより、見事油田が吹いた訳ですよ!



A:うーん、何も知らないで見るにはA級アクション映画並みにカッコいいんだけどなぁ



B:つまりその水不足の地域に加藤鷹が赴くわな!そして地下水脈のある地面のGスポットを突く訳ですよ!



A:…そして見事に水が吹いて湧き出てくる、と?



B:ご名答!Aさん50ポイント獲得です!



A:あれ、いつからクイズ形式になってたよ



B:見事50ポイントに到達されました!おめでとうございます!



A:いや一発で到達しちゃって実感の仕様がないし、どちらかと言うと絶望感が大きいよ



B:見事到達冴えたAさんにはSKKのスタッフ募集という重要な指令を与えます!



A:謹んでお断りします。そしてお前は加藤鷹に掘られろ



2人:ありがとうございました


6組目 バトルロワイR コント:バトルロワイあるある 〜高校の文化祭〜




R:はいどーもー! バトルロワイRでーす! お願いしまーす!



?:いやぁ、我が校の文化祭ということでね。 盛り上がってますね。



R:まず自己紹介から行きましょうか。 2年○組のRでーす!



?:2年◎組の?でーす! この2人で漫才をやらせていただきますけど。



R:しかし、生徒諸君や先生に下から見上げられてると神になった気分ですな。

  同じクラスの秀才すらも下に見えますよ。



?:気分が高揚しすぎてるみたいですね。 こいつ何を言ってるのか分かりません。



R:皆さん盛り上がってますか―――!!?























?:まったく反応が無いですね。 スベらせてやろうと企む友人たちに陥れられたようですが。

  ってか、生徒会からネタは4分以内って言われてるから早く本題に入るぞ!



R:でも、その前に一つだけやっておきたいツカミがあるからやるね。

  綺麗な方が多いですね。 前から4列目の左5番目から順にべっぴんさん、べっぴんさん、一人飛ばして、べっぴんさん。



?:その飛ばされた人、俺の彼女! そのために微妙な位置から始めたのか!



R:さ、本題に入って下さい。



?:ぐぬぬ…… 気持ちの切り替え……

  俺さぁ、選挙演説ってのをやってみたいんだよね。



R:あぁ、選挙演説ね。



?:先月の生徒会役員選挙で今の会長さんがやってるの見てカッコいいなぁと思ってね。



R:あ! さっきまで全く笑ってなかった会長が初めて照れ笑いで笑った!



?:表情覗わなくていいんだよ! それで、俺もちょっと選挙演説をやってみたいんだけど。



R:あぁ、じゃあやるか?



?:おう!



R:じゃあ、シチュエーションは生徒会長になるための選挙演説ってのでいいか?



?:イエス!



R:よし任せろ! ちょっと待っててな!

(おもむろに舞台を飛び出し、漫才をやっていた体育館から飛び出す。)























(3日後)



R:ただいま! シチュエーションの準備はバッチリだぜ! 日にちは明後日に決定だ!



?:……………………は?



R:ん? どうした? テンション低いな。 ?さん盛り上がってますか―――!!?















R:反応が無いな。 また友人たちに陥れられてるのかな。



?:…………違ぇよ! よく考えてみろ! お前の行動を!



R:う〜ん……



?:まず俺ら文化祭のステージ発表で漫才をやってたよな?



R:うん、やってた。



?:俺が設定を振ったら、お前どっか行ったよな?



R:あぁ、行ったよ。



?:どこ行ってやがったんだよ! それで3日後に帰ってきやがって!

  もう文化祭終わったけど!? 皆が片づけしてる間も舞台上で一人待ち続けた身にもなれよ!

  その間、飲まず食わずだからな! テンションも低くなるわ!



R:なんだ、空気くらい吸ってても良かったのに。



?:空気は吸ってたわ! さすがに呼吸を止めて3日は真剣な目をしても不可能だからね!

  で、3日間どこ行ってやがった!



R:……そのことについて説明しよう。 その3日間で生徒会をリコールして、また選挙を行うようにしてきた。











?:………………えっ?



R:生徒に呼びかけて、全校生徒の800分の799の署名を集めてリコールが成立した。



?:マジかよオイ! ってか、全校生徒が800人だから署名してないのは俺だけか。

  何でそんなに皆、署名してんだよ! 無責任過ぎだろ!

  ってか、生徒会のやつらも署名したのかよ! 先月発足だから、まだ1カ月だぞ!

  任期、どこぞの大臣か!



R:それで、お前を次の生徒会長に立候補させてきた。 推薦人は前の会長さんだよ。

  これで選挙演説ができるね。



?:やり過ぎだろ! 漫才の振りをそんな学校単位の大事にするなよ!

  ってか、もう前の会長は何がしたいのか分かんねえよ! 何で会長になったんだよ。



R:さぁ、いざ選挙♪











(2日後)



?:このたび、生徒会長に立候補しました。 ?です。

  (中略)

  どうか清き一票をお願いします。



(パチパチパチパチパチ)



?:あー、緊張した。 俺、順応性が高いからすぐに事態を受け入れて選挙演説やったけど、

  これでよかったのかなぁ。



R:よかったさ。 他に会長は立候補者がいなかったから信任投票だな。

  もう決まったようなもんだが。



?:あぁ、こうなったからには最高の生徒会を組織してやるよ。

  史上最強の生徒会になってやるさ!















(数日後)



生 徒 会 選 挙 結 果



会長

◎いらない 700票

 ?      ?票



副会長

◎R     600票

 O      50票

 B      50票

  A          ?票











?:うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

   この学校の生徒は一体、何がしたいんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!



R:俺、副会長やってみたかったんだぁ♪











皆:あるある!


運命の計量へ!!

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